女性が愚痴をこぼしたら
女性に仕事などの愚痴をこぼされた時、やっていけないことがあります。人生の先輩面は絶対にしてはいけません。先輩面をしているつもりがなくても、男がやってしまう行動があります。それは、理路整然と、理詰めで正論を述べることなんです。男は人と話している時、この傾向が強く出ます。愚痴をこぼしたり、悩みを相談する時、女性はこのリアクションを全く望んでいません。
女性が仕事の愚痴をこぼす時、その内容はだいたい、上司に対する不満、仕事の忙しさ・キツさ、同僚や部下に対する不満、そして自分の力が認められないことへの不満です。
こういう内容に対して、あなたが理屈でまともに答えるとしましょう。
- でも、上司だし仕方ないよね。給料もらってるし。
- でも、仕事だし、自分で選んだ道だし、がんばらないとね。
- でも、部下を指導するのも大事な仕事だと思うよ。
- でも、自分が出した結果をきちんと上層部にわからせる努力が足りないのかも。
男の傾向として「でも」が付くんです。「でも」と言っているか言ってないかの問題ではなく、女性に反論するという意味です。
女性はこういうリアクションは一切求めていません。彼女が望んでいるのは具体的なアドバイスではなく、共感なんです。女性の悩みや愚痴を聞く時の正しい態度はただひとつ。共感を示してあげてください。
「うんうん、そうだよね、わかるよ、腹立つよね。」
これです。適切なアドバイスは求められていません。単純に「わかるよ、その気持ち」と言ってほしいんです。味方になってほしいんです。なので、客観的に冷静にどう考えてもその女性がおかしいと思ったとしても、何か解決方法があるとしても、そんな正しい答えは必要ありません。共感してあげれば、彼女は自分を認めてもらえたと安心して、納得するんです。
女性のわがまま
悩みや愚痴を聞いてあげる時は、共感してあげて彼女を認めてあげる態度が必要です。しかし、他の場合はどうでしょう。
女性にわがままを言われることがあります。わがままを全部聞いてあげればモテるのか、そんなことはありませんね。何でもかんでも「はい、はい」と言うことを聞いてあげる関係だったら、あなたはいい男とは思われていません。女性のわがままをなんでも聞いてあげている関係ならあなたはいい男と思われません。それはただの都合のいい男です。
女性のわがままを聞いてあげることもあれば、毅然とした態度で断ることも必要です。聞いてあげたら、自分も少しわがままを言いましょう。知り合って間もない頃は何でも聞いてあげていいですが、相手の心をつかむまでにしましょう。自分は女性の尻に敷かれるような男じゃないんだよというところをしっかり理解させなければいけません。毅然とする、ということです。その方が、結果的に良好な関係を築くことができます。
毅然とした態度を取ることで、女性はあなたを信頼するようになります。そうすれば相談もされるでしょう。愚痴もこぼすでしょう。その時に共感を示して話を聞いてあげて下さい。優しい、頼りがいがある、私を見ていてくれる、そう評価されて良い関係になります。
がんばりましょう!